Pinned Post
前にも似たようなデイテス呟いた気もしますが気にしない。
南国バカンスに来たものの、滞在先ホテルのエアコンが壊れて、地獄の暑さ。
暑さと運の悪さによる苛立ちと、しばらくご無沙汰の欲求不満も相まって、一足先にテさんがキレる(精神が肉体に引きずられる)
その姿を見たデくんもイラッとして、要らんことを口にする。売り言葉買い言葉、酷いスラングに表出ろオラァ!てなったところで、外がドンパチ賑やかになる。窓の外を見たデくんが
「この状況で表に出るのか?」
と訊くと
「当たり前だ。邪魔な奴らは消せばいい。腹の虫が収まらねぇんだよ、こっちは」
表出てやりあう気満々の神。
苛々はしてるけど表出てまで喧嘩する気はないデくん。小さくため息ついて言う。
「あれだけ銃弾が飛び交う中だと、おまえを守れる自信がない」
「あ……?」
デくんの言葉に目を丸くし、そして暫くして意味を理解したテさんは手近にあった枕を掴んでデくんにぶん投げ。
そしてキャッチ。枕持ったままテさんの様子伺ってると、ぷいっと顔を背けられた。心なしか項や耳の辺りが赤い。
「……あー、バカみてぇ。頭冷やしてくるわ」
そう言ってテさんはシャワールームへ早足で向かう。入った直後から水量最大の水音聞こえてきたので本当に頭冷やしてるんだろうなと思うデくん
この後デくんは、キンキンに冷えたテさんにベッドへ連れて行かれ、上に乗っかられ、暑いんだか寒いんだか分からないセをした。
(……する前からシーツがびしょ濡れになるのはどうなんだ)と下らない事を思いながら。
※テさんは身体も拭かず出てきた。
直球で来ると弱いんですよ神は。