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なので、デくんとセックス(=魔力供給)する時にそう説明した上で、「奥に入れるな」と釘刺し。生存時は当然テさんの神格の喪失はNGなので言うとおりにしてたけど、ンパに行ってからは強め独占欲とやってはいけないことをしてみたいクソガキ心が芽生えはじめて、(人間になったら、テスカトリポカはどうなるのだろう)などと思い始める。あまりよろしくない情緒の芽生え。禁止されるとしたくなってきたデくん。とはいえ、今はカルデアのサーヴァントでもあるので、やはり神格を失わせるわけにはいかないと思ってた。けれど、ここ最近カルデアのマスターにこき使われて、ンパに帰ってくるたびに疲れた顔をしている(おまけに帰ってきたら死んだように寝てる。そして疲れの抜けないまま再出勤)テさんを見ていたら、あっちに留めておくのは善くないのでは?とモヤモヤ思い始める。これ以上酷使されたら、過労死ライン超えてしまう。覚悟を決めたデくん、今度テさんがンパへ帰ってきたら作戦を実行することに。
そして、デアから戻ったテさん、今回の疲労はさほどでもなかったが、なんかの罰ゲームで女装させられたと聞いて、とうとうデくんプッツンする。オレの、サーヴァントに、なんてことを。テさんの腕掴んで、ベッドへダイブ。服を脱がせるのももどかしくて、ちょっと荒っぽしてしまったら、「たまってたのか?」とニヤニヤしながら訊かれて「うん」と素直に頷いた。そしたら犬撫でるみたいに頭わしゃわしゃされた。
愛撫もそこそこに身体を繋げたところで「おまえを人間にする」とデくん決意表明。これには流石のテさんも驚きを隠せない。
「もうカルデアへは行かせない」
「テメェで勝手に決めるな。何様だ」
「別に何様でもない。オレがそう決めたから、そうする」
「デイビット……ッ、ん!」
ねっとりキスしながら、奥をこじ開けるように突いていると、先端に当たる感触がじわじわと柔らかくなっていく。
「あと少しで入りそう……」
「やっ……だ、めだッ、あっ♡」
くぽん♡と先っぽが嵌った感触がしたので、デくんは「入った」と確信。先に絡みついてくる襞の感触に持っていかれそうになるも、何とか耐えてゆっくり律動開始。見開かれたテさんの目の色がアイスブルーからヘーゼルに変わっているのに気づくデくん。桃色に染まった目尻に滲む涙を拭いながら
「もう、神様には戻れないね……テスカトリポカ」
と言って、テさんの身体をぎゅっと抱きしめる。もちろん、腰の動きは止めないし、奥をぐりぐり掻き回す。すると、テさんの脚がデくんの腰をがっちりホールドしてきたので、やはり人間になっても身体は素直。かわいい。
「そ、こ……♡もっと♡♡あ、ぁ……っ♡♡」
おまけに口も素直(普段は素直じゃない)で、中に入ったままのモノが1.5倍くらい膨張したような気がした。ばちゅ、と強めに腰打ち付ければ、テさんの口からは、きもちいいで染まりきった甘い声が迸る。これは想像以上だなと、自身の昂ぶりを感じながら、身体を揺さぶり続けていたら
「でい、びっと♡♡ぁあッ♡ン、んっ♡♡せきにん、とれよぉッ♡♡♡」
とテさんにえっちな声で言われて、デくんの理性は完全に死にました。
テさんを人間へと堕とした事実とその背徳感にたまらなく興奮してたし、人間になったせいか(?)テさんの感度爆上がりな上にめちゃくちゃ素直になってるしで、その夜のセックスは色々すごかった。
「——という夢を見たんだ」
「なんつー夢見てんだ。ポルノかなんかの見過ぎだろ」
「もしそうなら、本当かどうか試してみていいか」
「あり得ねェし、試そうとすんな。あと、頬差し出せ。一発殴ってやるから」
「冗談だよ」