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※雑前提
南米のとある国で警察官してるデとテ(まだデキてない)。ある日、上司より、潜入捜査に行ってほしいとの命令が下る。とある資産家の男に雇われた使用人(若い男ばかり)が数名行方不明になっているとのこと。
事件の可能性が高いため、潜入捜査により証拠を掴み、逮捕にこぎつけるのが目的。もちろん、リスクを伴うので断ることもできたけど、二人は二つ返事で引き受ける。そして、男のもとへ。
初日から何故かメイド服着る羽目になるデとテ。キレそうになるテをデくんが落ち着けと宥めて、二人ともクラシカルメイド姿に。
この男、実はかわいい系が好みなので、最初はベビーフェイスのデくんターゲットにしてたんだけど、テさんがそれを素早く察知して、やるならオレにしろと言う。好みじゃないが気の強い男を調教するのも一興と男は承諾。それから、毎夜調教を受けることになったテさん。初っ端から両乳首にピアスつけられて胸糞最悪と同時にコレをデイビットにしようとしてたのかとバチクソキレて、コイツ絶対ギッタギタノメッタメタ半殺しにしてやると決める(殺したいけど仕事の事情で出来ない)。それからアナル拡張、尿道開発、BLでありがちな調教は一通りされる。因みにこの男は不能なのでファックはできない。散々弄んで、飽きたら殺す。
潜入開始から約一ヶ月経った頃、男の書斎に、呼び出されるデとテ。時間経過とともに調教進んで身体が出来上がってしまってるテさん。この時も、中に振動してないプラグ型バイブが入れたままで、下着は悪趣味でえげつないデザインのもの(ほとんど紐。想像に略)穿かされてる。
横にデくん居るから下手な反応見せられないと妙に緊張してしまう。そんなテさんの状態を察した男が突然「見せろ」という。何のことだと返せば、スカートめくって見せろ、と男はテを指差した。デくんがやめろと止めようとしたけど、それを遮り、テさんは男にスカートをめくって見せる。
しばらく舐めるように見つめた後、男はニヤニヤ気持ち悪い笑み浮かべながら、「そっちの彼にも見せてやれ」とデくんを指差す。怒りと羞恥で理性が灼き切れそうになる。しかし、ここで下手に動いたら男の牙がデくんに向きかねない。それだけは絶対に避けたい。ぐっ、と唇を噛み締めて、傍らにいるデくんの方へ身体を向けた。
(クソ……見るな、デイビット……)
デくんの息を呑む音が微かに聞こえてくる。彼の見開かれた目は淫らな下着を着けた局部に向いていた。羞恥と屈辱に晒されているのに、ペニスがほんの少し反応してて、死にたくなる。
「よくできました。ご褒美だ」
そう言って男は掌に隠し持っていたリモコンのスイッチを入れた。体内入れられたバイブが無慈悲なまでに振動し、前触れもなく強烈な刺激に晒されたテさんはその場にへたり込んだ。そして、床に尻をついた衝撃でバイブが動いて、より刺激を感じてしまう。
「あ、ぁ……、やめっ、やめろ!」
反射的に脚を閉じて隠そうとするけど
「隠すなよ。無様にイくところ見せろ」
と命令され、言われるがまま震える脚を開いた。下着だけじゃなくて、醜悪な道具が入ったアソコも丸見えに。こんな状況で感じたくないのに、男によって調教された肉体は羞恥も快感へとすり替えていく。
「あっ、あ、み……るな、デイビット……、ひっ、ぁああ!」
びくびくと身体震わせながら、デくんの目の前で達してしまうテさん。下着から覗く完勃ちしたペニスからは、とぷとぷと透明な体液が溢れて、服と床を濡らす。その様子を茫然と立ち尽くして見ることしかできないデくん。男は満足そうに唸ると、呼吸も荒いままのテさんの横を「掃除しとけよ」と吐き捨てて通り過ぎ、書斎から出ていった。それと同時に中のバイブも静かになる。
「……テスカトリポカ」
「……は、ぁ……クソッ」
「ごめん、オレ……」
膝から崩れ落ち、項垂れるデくん。
「……泣くな、バカ」
「知らなかった……こんな……」
「何も知らなくていい」
「……」
「オレのことは気にするな」
そう言って、目に涙いっぱい浮かべてるデくんの頭を撫でてあげるテさん。この瞬間に、デくんは男の抹殺を決意(極端かつ過激派)
二日後、男の邸宅は炎に包まれ、焼け跡からは男の遺体が見つかった。その遺体には拷問の痕があったらしい が、理由は不明のまま闇に葬られた。また邸宅には地下室があることも発覚し、そこから行方不明になっていた男性たちの遺体も見つかった。腐敗の進んでいない被害者の身体に残されていた僅かな体液から、男のDNAが検出され、被疑者死亡のまま立件。
署に戻ったふたりは上司から「誰がそこまでやれと言った!?」と叱責され(把握してる)、それに対し「火加減を間違えました」とくそ真面目に言ったデくんの台詞にテさん爆笑する。この後、けじめということで二人仲良く始末書(上司専用極秘)書かされました。
補足:テさんが凌辱の目に遭ってる時、デくん実は勃起してて、そのことずっと後ろめたく思ってた。性癖バチボコに破壊済。それでテさんと顔合わせるの気まずくてしばらくよそよそしい感じだったんだけど、鋭いテさんそういう態度気に食わないので、問い詰めたらデくん白状。テさん「ああ……」てなった後、「悪趣味ポルノの撮影現場に居合わせたと思え。気にするな」と言って、よしよししてあげる。テさんはデくん守るためだったとは絶対に言わないつもり。
そして、二人は数ヶ月後に恋人になってます(その間色々あったけど省略)。