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室内のいかがわしい装飾や設備を見て、どういう施設なのか察した二人。
先にシャワー浴びたデくんはソファに座ってぼーっとしていたけど、自分と入れ替わりで浴室に入っていったテさんがなかなか出てこないので、様子を見に行くことに。
浴室に入ると、床は膝丈くらいの泡に埋め尽くされ、猫足タイプのバスタブの中では白い泡の塊が蠢いている。
「……何やってるんだ」
「何とかしてくれ」
デくんは黙ってシャワーのコック捻って、白い塊にぬるま湯ぶっかける。
「ぶはっ!」
「何をどうしたらこうなるんだ」
とろとろと溶けた泡がテの肌を伝い、その身体を露わにしていく。
「そこにあったやつ適当に湯の中ぶち込んだらこうなった」
テさんが指差した先にあったのはカラフルなバスボム。パッケージを見るに何個か入っていたようだが、残っているのは一つだけだった。
「注意書きをちゃんと読め」
「めんどくせぇ」
「……そういうところだぞ」
泡が流れて全身見えるようになったところでシャワー止めて、バスタオルをテさんに投げ渡すデくん。
「もう上がれ」
「……分かったよ」
この後、二人とも一緒のベットで寝るけど、特に何もなく終わってしまう。
デイテス初夜未達成。