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うえー最悪と思ってたら、何か身体も妙な感覚がずっとしてることに気付いて、何だ?と思ってたら、無性にやりたくてやりたくてたまらないことに気づく。股間はずくずく疼いてるし、お尻のほうもうずうずしてる。耐えかねて、一度抜いたけど逆効果で余計にヤりたくなってしまう。ペニスよりも腹の中のほうが疼きやばくて、これ駄目だ、となったテさんはぐだくんに「今日の周回ムリ、あっちへ帰る」とだけ告げて、デくんの居るンパへ。
テさん帰るなり、リビング(多分ある)で本読んでたデくんを寝室へ引きずり込み、ベッドへと押し倒す。
「なっ、なんだそれ、どうしたんだ」
金髪の間からぴょこんと生えてる黒いうさ耳を見て驚くデくんに、事情を説明する余裕なんて今のテさんにはないので、そのままキス。そして、股間鷲掴んでぐにぐに揉みしだく。デニム越しに固くなったのを掌で感じてから、テさんはコートを肩から落としてそのへんに放り投げ、下だけさっさと脱ぐ。デニムの前を緩めて取り出したデくんのペニスに尻を擦り付ける。
「は、ぁ……っ」
「っ、テスカトリポカ、どうしたんだ……」
「わからねぇ……ッ、ん……ただ、ヤりたくて……からだ、が……、ぁ、あ!」
アナルの薄い皮膚にペニスの先が触れて、身体は悦びに震える。早くほしいと、腹の奥が疼いて疼いて仕方がない。
「も……入れ、る……」
「ま、まて、まだ慣らしてないのに……」
「ぁ……、我慢できねぇ……っ」
ペニスの根元を指で支えて立たせると、先走りの滲み始めた先っぽをヒクついてるアナルに充てがう。絶対にきつい。それは分かってるけど、身体が抗えない。腰をぐっと落として、デくんのものを咥えこんでいく。
「うっ、ぐ……、ぁ、あ!」
「無茶だ……、く……ッ」
きつい挿入にデくんも思わず息を詰める。濡らしても慣らしてもいないソコに入れるなんて無茶以外の何物でもない。慣らしてもきつい、と言われることがあるというのに、一体なんでこんな事をしているのか。デくんはちょっと冷静に頭の中で考えて、ふとあることを思い出す。そういえば、ウサギ……と言えば繁殖能力が強く、発情期は一年中。プレイボーイのシンボルもウサギの絶倫ぶりが由来だとどこかで見た覚えがある。もしかして、これは「発情」しているのではないかと思い至る。霊基異常でウサギの身体的特徴だけでなく生物的特性も付与されてしまったと。全てを把握したデくんは、ようやく根元まで尻の中におさめて、ふうふうと息荒げてるテさんの腰をがっちりと掴んだ。
「……テスカトリポカ。発情がおさまるまで付き合うよ」
「は、つじょう……?」
「霊基異常で発情してるんだ」
「な……っ、ぁ、あ」
「発情したまま放っておけない。辛いだろう?」
「あっ、ま……て、まだ……ッ、ぁ!」
下から思い切り突き上げられて、仰け反るテさん。発情しきっている身体はすぐに快楽拾って、はしたない声上げながら悦がりまくる。ずぷずぷ下から突かれながら、尻尾撫で撫でされて、あっさり一回目の絶頂。もちろん、それだけで終わるはずもないので、絶頂の余韻引かない敏感な身体を揺さぶられまくる。
「ぁ、あッ♡♡イイッ♡もっと……っ♡♡」
とおねだりされたら、応えないわけにはいかない。発情をおさめるためなのだから、とデくんはテさんの泣きどころである最奥をぐりぐりしてあげる。
「〜〜ッ!!♡♡ァ、あ♡♡また、イクッ♡♡あ゛ッ♡だめっ、だ……ッ♡♡あ♡、ああッ!♡♡♡」
腹につくほど反り返ったペニスからはとろりと白濁が勢い無く溢れ、奥にハメられたまま甘イキをずっと繰り返すテさん。突くたびに揺れるペニスも黒いうさ耳も、いやらしいやら可愛いやらで、デくんの理性も情緒もその時点で、ぐっちゃぐちゃになった。
もうその後のことは二人ともあまり覚えていないらしい。気づいたら、テさんのうさ耳も尻尾も消えて、発情もおさまってたので、デくんの発情鎮めは成功した模様。
何度めか分からない絶頂&中出しで、テさんが「孕む♡」と叫んでたそうだが、それはきっと霊基異常(兎)のせいなので、特に触れないことにする。