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まだデキてないデイテスで、ある夜デくんはテさんとえっちなことをしてる夢を見てしまい、目が覚めたら久しぶりに夢精もしてた。何でテスカトリポカと……と地味にショック受けつつ洗面所で顔洗ってたらテさんとばったり。上はちょいゆる黒のタンクトップに、下は薄手生地の緩めボトム。髪の毛は完全に寝起きらしくボサボサ。「おはようさん」とあくび混じりに言うテさんは完全なる無防備。本当に全能神なのかと思えるようなゆるさに若干の不安を覚えながらも、濡れた顔をタオルで拭いていると、テさんも顔を洗おうと洗面台の前で前屈みに。その時にデくんは見てしまった。タンクトップの脇からチラ見えする淡い桃色の乳首を……。ふと昨夜のことが脳裏に過る。いやらしい夢の中で、自分がそこを⸺胸を無我夢中で手や口で愛撫していたことを。きつく吸い上げる度にテさんは甘い声上げながら「もっと」とねだってきて、それに応えると、身体びくびくさせて悦がってた。ぷっくりした乳首の弾力や舌触りが夢にしてはリアルで、舌や指に生々しくその感触が残ってる。それを思い出してしまったデくんはタオルを頭から被りその場にしゃがみこんでしまう。
「おい、どうした?」
「……なんでもない」
「?」
その夜から淫らな夢を毎晩見続けるようになってしまったデくん。日毎にどんどんセックスが過激になっていって、目が覚めるたびに激しい自己嫌悪に陥る。そんな願望なんて無いはずなのにと悶々とするデくん、自然とテさんを避けるように。そんなデくんの態度にテさんが何も気づかない訳もなく、問い詰めると、観念したデくんは夢のことを白状。
テさん最初は眉間に皺寄せてたけど、内容赤裸々に語られるうちに爆笑。ありえねぇだろ!みたいな感じで。最終的に欲求不満か?という結論にいたり、「女用意してやろうか」とデくんに提案。しかし、何故か断られる。
「何でだよ」
「……その、女の人には優しくしないといけないだろう」
「あ??」
「夢の中でオマエにしていたことを、女の人にするなんてオレには出来ない」
一瞬何言ってるか分からなかったけど、少しの間考えて、ちょっと待て、となる。
「オイ、それってオレだから多少の無茶をしてもいいって意味か」
「……そうかもしれない」
「かもしれないじゃなくて、そうだろーが! オレの身体を何だと思ってやがる」
「男の身体だし、普通の人間よりも頑丈だろう」
「ケツの穴まで頑丈にできてねぇ」
「そうなのか」
「驚いたような顔すんな!」
敬え、とデくんの頭に軽く拳骨。そしてむくれるデくん。
「とにかく、女連れてきてやるから、気の済むまでヤれ。そしたら変な夢を見ることもなくなるだろ」
「……やだ」
「あ!?」
「女の人よりテスカトリポカがいい」
「……現実の女が嫌なら、ポルノでも観せてやろうか。それでオナれ」
「それも嫌だ」
「オマエな! 正夢にするつもりか!?」
「おまえとセックスするのが一番手っ取り早いと思う」
「……」
「協力してくれないか……?」
と、小首かしげて言うデくん。顔をよく見れば、連日の淫夢による寝不足のせいで、クマは酷いし、目は血走ってるし、顔全体がげっそりとやつれてる。髪の毛もツヤがなく元気がない。さすがにこれ以上睡眠不足続くと肉体精神ともにやばいと判断し、テさんはデくんとのセックスを決意。
ちなみにこのテさんは処女ですので……。デくんの為にアナル処女を捧げるテ神、エライ目に遭う。詳細は省略。